「さあ‥じゃあ、いくよ‥‥」

それが何を意味するかは煉美は判っていない。

本気で自分が病気だと信じこんでいる。

心の奥で麻痺していた彼女に対する良心が、その行為を躊躇させた。

鬼頭は煉美の割れ目にあてがったままだ。

心の迷いを察したように煉美が顔を上げる。

向かい合った姿勢なので、ほんのすぐ目の前に彼女の瞳があった。

煉美:‥‥どうしたの‥ お兄ちゃん‥‥ 煉美、痛くても大丈夫だよ。 泣かないよ。

   ‥‥だって‥ 煉美、おにいちゃんの事大好きなんだもん。


思いつめたように僕の上着にかけた手をぎゅっと握る。

僕の心の中で何かがはじけた。


「じゃあ‥いくよ‥煉美。 お兄ちゃんも‥煉美の事が大好きだよ‥」

やさしく‥‥眠った子供を起こさないように‥やさしく。

僕は煉美の中に入っていった。






煉美:あっ!! お‥おにい‥ちゃん‥ あっ!‥あっ!

流石に煉美の中はきつく、先端が入りきった所で限界のようだった。

煉美:あっ!‥はっ‥ あ‥あぁ‥

快楽なのか、痛みなのか、びくびくと体を震わせて、息も絶え絶えに声をあげる。

煉美:あっ‥は‥っ‥ はぁ‥‥

力が抜けたのか、また、ゆっくりと僕の性器を煉美の股間が飲み込んでゆく。

半ばまで入ったところで、僕は彼女の下がってゆく腰を止めた。

快楽からか、彼女はもう自分の力では腰を上げていられない。

ゆっくり上下させる。

煉美:ぅ‥‥あぁあ‥ はぁ‥はぁ‥

うわ言のように煉美の口から、か細いこえが漏れる。

煉美:すご‥ぃ‥ き‥もちぃぃ‥ お‥にぃちゃ‥ も‥もっ‥と‥




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