少女は耐えきれずに自ら腰を振りました。

先程のように誘う訳では無く、身動きがとれない状態で自らを慰める為です。

まるで虚空に望んでいる触手の姿があるかのように、淫らな動きで腰を動かしました。

触手たちはそんな少女の痴態を脇目で見るように、相変わらず間接的な愛撫しか施しません。

しかしそれでも少女は満足そうでした。

少女のそこは、触れられている訳でもないのにぱくぱくと、息をするかのように開いたり閉じたりします。

上のほうにある突起は堅くなり、割れ目から生え出たように顔を出していました。

あふれ出た愛液は雫となり、岩肌に小さなしみを幾つも作っています。

「はっ‥‥はっ‥‥ぁっ‥‥　はっ‥‥」

押し殺したような少女の吐息が次第に早くなってきました。

「ぅ‥‥‥ひっ！」

一瞬少女はかん高い声をあげると、力なくくずれるようにへたりこみます。

少女は股間に触れられる事も無く、達してしまいました。

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少女が絶頂の余韻をひたり終えて、寝起きのようなとろんとした表情で目を開けます。

まだ彼女が満たされていない事を判り切っているように、触手たちは、少女の周りで蠢いていました。

再び身体を起こし、うねうねと蠢く触手たちの中に、身体を任せます。

最初のうち、触手たちはさっきと同じように少女を焦らしていましたが、

ふいに一本の触手が、未だに熱くぬれそぼっている股間に身体を伸ばしてきました。

「ぅぁ‥‥‥」

思わず少女が声を漏らします。

棒状の触手を、丁度またいているような姿勢の少女は、耐えきれずにそれに股間を

こすりつけるように腰を動かしました。

触手は適度なしなりを持ち、甘美な快楽を股間にもたらします。

「んっ‥‥んっ‥‥あっ‥‥んっ‥‥」

少女は甘い吐息を漏らしながら、腰を前後に、左右に、くねれせるように、

触手の持つ堅い肌に股間をすりよせ続けました。

その動作に誘われたように、一本の触手が少女の肛門に吸い付きます。

「あふっ☆　はぅぅぅぅん♪」

少女は歓喜の声をあげましたが、腰の動きは止められません。

「ぷちゅっ‥‥くっ‥‥ちゅっ‥‥」

少女が腰を動かすたびに、お尻に吸い付き、肛門に差し入れた触手の舌が出入りして

淫猥な音をひびかせます。

少女の股間に挟まれていた触手がするりと身をすべらせました。

愛液でしたたる割れ間に先端を突き付けると、お尻同様

異形な突起を持つ舌で、少女の中をこねまわします。

「あっ！　ひっ‥‥　ぁひっ！　ぁはっ☆」

短く高い声をあげて、少女が絶頂を迎えました。

しかしすぐさま次の満たされない欲求が少女の中で沸き上がります。

それに応えるように、次々と少女の胸に、お尻に、股間に、

わらわらと群がるように触手たちが集まってきました。

幼い膣口を突起で満ちた舌で擦りあげ、

股間の突起を包むように吸い上げ、

大きく開かれたお尻の谷間に尖らせた舌を這わせ、

両の乳首は絞るように吸われています。

「あふぅぅぅん‥‥　はぁぁん‥‥」

少女は差し出された触手の舌に、唾液を塗りたくるように舐めながら

身体を震わせ何度めかの絶頂に、身体を細かくふるわせました。

しかし、少女の中にはまた次の欲望が湧いてきます。

淫猥で、終わる事のない少女と触手たちの営みは、日暮れ近くまで続けられました。



　　　　　　　　　　　　　　　


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