僕は煉美のクリトリスを舌先で刺激していた。
皮をかぶった、小さな肉芽を露出させてみる‥充血したそれは、綿棒の先ほどの大きさになっていた。
「煉美の‥ココ、大人になってきたね」
つるりと舌で優しく吸ってみる。
「アッ!アッ!」
ビクリと腰を浮かせる煉美の動きとともに、僕の口の中に尿の味が広がった。
まだ直接の刺激には慣れていないのだろう、少しおもらしをしてしまったようだ。
「おに‥ちゃ‥ そ‥コだ‥め‥」
荒く息をつきながら絶え絶えに答える。
彼女の愛液ですべりを良くした指先で、後ろのほうを刺激する。
指でお尻を広げてみたり、臀部全体をくすぐるようになで回す。
そのたびに、口の先にある割れ目から、愛液があふれ出してくる。
「おにぃ‥ちゃ‥そ…れ‥ 煉美‥ おかしくなっちゃいそう‥」
「まだだよ‥今日は‥いっぱいしてやるからな‥」
煉美の体を仰向けにさせると、大きく足を広げ、
天井に彼女の性器と肛門を、突き上げるような姿勢をとった。
足を開かせる事によって表わになった肛門に、舌先を這わせる。
「アっ…アッ…… はぁぁああっ☆」
たまらずに煉美が大きな声をあげる。
小さなすぼみの周りをチロチロと舐めあげる。
「アっ!‥やっ‥ だめっ‥ ソ‥そこ‥ アっ‥あっ!」
びくびくと体を震わせながら、煉美が激しく反応する。
「どうだ? 気持ちいいだろ?」
「はぁ‥はぁ‥お‥おにい‥ちゃ‥ソコ‥汚いよぉ‥」
「そんな事ないよ‥とっても可愛いよ‥煉美のお尻‥」
肛門の形を楽しむように、舌を押し付けて小さな円を描く。
「アっ‥ソコぉ‥あっ‥あっ‥あっ!」
大きく開かれた腰を僕の舌から逃れるような形で引く。
「はぁっ! アっ!アッ! ああっ☆」
小さなつぼみの中心に、舌先をねじ込むようにすると、煉美が堪らずに声を上げた。
そのままグリグリと肛門をなめまわす。
消毒液のせいで、臭いは殆ど気にならなかった。
「そら…もうここも…トロトロになってる…ぞ」
指先を使って、小さな割れ目を2本の指で押し広げると、小さな肉壷からこぼれるように愛液がしたたる。
「はぁ…あん… お兄ちゃん…煉美‥恥ずかしいよぉ…」
上気しながらも、快楽に潤む瞳をキラキラさせて、股の間から僕の表情を覗き込む。
「恥ずかしいか…もう止めにするか?」
僕は動きを止め、わざとイジワルに聞いてみる。
「ゃ…あ… やめないでぇ… お兄ちゃん… もっと‥して☆」
大きく股を開いた無防備な体制のまま、うわずった声で答える。
春先に僕がもたらした快楽を思い出してか、その表情には期待が浮かんでいた。
「えっちだな…煉美… よおし…じゃあ、えっちな煉美にお注射してやろう…」
大きく足を開かせた体勢のまま、僕はつるつるの股間に先端をあてがった。
「はぁ‥くふぅ‥」
待ちきれないのか、煉美は自分から腰をすり寄せる。
少し指先で開いてやると、小さな口がキスをするように、鬼頭の先端を受け入れた。
先端の半分ほどをめり込ませたまま、少し上下させる。
柔らかい肉肌をこするように、入り口をさぐる。
「はふぅ‥あっ‥あっ‥」
股間から沸き上がる刺激に、煉美の表情はうっとりと夢見るようだ。
すこしづづ前後をつづけると、きつく閉じられた入り口がだんだんと僕のものを含んでゆく。
「あ‥ぅっ‥ あっ‥あ‥あっ‥☆」
春先に‥煉美と公園でした時よりも‥随分とよくなっているようだ、煉美の表情には苦痛が見られない。
『きゅぷっ』
そんな音がして、煉美の小さなアソコは、僕の鬼頭を飲み込んだ。
「あっ!‥ あ‥ふぅ‥ あ‥はぁっ☆」
入り口が、僕のくびれの部分を締め付ける。
充分な愛撫の後の、その中は熱く潤っていた。
小さく腰を進めると、びくびくと小さな体が反応する。
半分程まで入れた所で急に締め付けがきつくなる。
「痛いか?煉美」
小さく喘ぎを続ける煉美に、そっと声をかける。
「は‥はぁ‥あ‥ お‥に‥ちゃ‥ き‥もち‥ぃ‥ぃい‥☆」
僕の事が視界に入っていないような、とろんとした表情を浮かべながら、煉美がつぶやく。
「じゃあ‥動くよ‥」
ゆっくりと腰をひきながら、僕は煉美の肉壷を味わう。
鬼頭のくびれの部分が入り口にからまる。
「はぅっ!‥くぅっ☆」
カリの部分の抵抗感に煉美が歓喜の声をあげる。
『ちゅるっ』
煉美のアソコから、はじき出すような勢いで僕のものが顔を出す。
すかさず柔肌を擦りながらふたたび僕のものを挿入する。
ゆっくりとしたグラインドで、何度か出し入れを続ける。
「あっ! ぅうっ☆ あっ! うっ!」
前後する度に、背中にまわった煉美の腕に力が入る。
「‥っ‥ は‥ はぁ‥はぁ‥」
「気持ちいいよ‥煉美」
「は‥ぁ は‥あ‥ お‥おにぃ‥ちゃ‥」
「どうした?」
僕の股の間で大きく足を広げたまま、肩を上下させている煉美に声をかける。
「このあいだ‥より‥煉美‥すごぃ‥キモチ‥ぃぃのぉ☆」
目線を宙に浮かせたまま、煉美が息も絶え絶えにつぶやく。
「じゃあ、もっと気持ちよくしてやるからな」
少し腰の角度を変え、煉美のアソコを突き上げるような形でゆっくりと挿入した。
「アァッ! アっ! ソこぉ! あっ!あっ!あっ!!」
Gスポットを擦るように前後さあせる。
「ダメっ! アっ‥あっ! いっ‥いっ!!」
かすかな動きのたびに、小さな体を跳ねるように動かして、煉美が大きな喘ぎ声をあげる。
僕のものを飲み込んでいるソコは、それが動くたびに、細い指で締め付けるような力が加わった。
「はっ! アっ! ぉにぃ‥ちゃ‥ 煉美っ! あっ! あっ! あっ! も‥もう‥ダ‥」
鬼頭を締め付ける煉美の小さな壷が、僕のものをも絶頂へと導きつつあった。
「ダメぇっ☆」
前後させていた僕のものを引き抜くと、その最後の刺激に耐えかねて、煉美は絶頂を迎えた。
「アっ!ああっ!アッ‥あぁ〜っ☆」
小さな体を弓なりにして、股間から金色の液体がほとばる。
放尿している煉美の目の前で、僕は股間のものをしごき、反り返った煉美の体に精液を飛ばした。
「はぁっ! はぁ はぁ」
我を忘れ、絶頂の快楽にひたっている煉美の目線は、うつろながら、
自分の胸や、お腹に染みを作ってゆくそれを満足気に見つめていた。
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『ガ〜っ‥ガぁ〜っ』
時代遅れの洗濯機で水着やバスタオルを洗い終わり、一度では入りきらなかった、シーツや枕カバーを洗いはじめた。
洗濯籠に移し終えた脱水したものを干してゆく。
ふいに僕は煉美の水着に目をやった。
破れた股間の部分くらい、何とか僕にでも修繕出来ると思って広げてみる。
「‥‥‥」
よく見ると‥その部分には既に一度繕ったような跡があった。
機械で縫ってある部分の糸が見当たらない。
「まさか‥ナ‥‥」
その部分に力を加えると、わざと破れるようにしてあった‥などという考えが浮かんだ。
ふと足元にある、煉美のビニールバッグに気が付く。
ごぞごぞと中を探ると‥‥
硬い金属の感触があった。煉美のアパートの鍵だ。
「‥‥‥」
居間で、僕のTシャツとトランクスを履いたまま‥今度は本当に眠っているらしい煉美の寝顔を見てやる。
「すぅ‥ すぅ‥」
小さな寝息をたてながら、幸せそうな寝顔をしている。
無言で鍵をバックの中にしまうと、僕は宙をあおぎ‥‥大きなため息をついた‥‥
『チリ〜ン…‥』
すっかり暗くなった窓の外から風が吹き‥忘れていたように風鈴の鈴を鳴らした。
------ おしまい ------