「はぁ、、はぁ、、んっ、、ダ、、ダメぇ、、(;;)」
れんちちゃんは、くすんくすんとべそをかきだしました。
ふと、その時です。
『ヴゥ〜ン、、、』
壁に埋め込んであるモニターに電源が入りました。
「おじいちゃん!!」
モニターの中には浴衣姿の博士が写っていました。
『こりゃれんち!またワシの実験室で悪さをしとるな!』
「って、、お爺ちゃん! ナニよ〜これぇ(;;)」
『わしの携帯が「ぬか危険信号」を受信したと思えば、、本当におまえは〜』
「んな事いいから早く何とかしてよ〜!」
『うむ。そこらへんにある、、何でもいいからワシが触った事のある物をぬかに触らせるのじゃ!』
「え〜、、そんな事いっても、、、」
れんちちゃんはあたりを見回すと、、辛うじて手の届きそうな所にドライバーがありました。
「えいっ!」
ドライバーを壷の中に落とします。
表面に付着していたお爺ちゃんのDNAが、ぬかの攻撃モードを解除しました。
見る見るうちに触手達は壷の中へと帰ってゆきます。





「は〜、、危ないとこだったぁ(@@;)」
『だから言ったじゃろぅ、、ワシの糟床には手を触れてはならんと、、ん?どうしたんじゃ?』
「何なの、、、そのカッコは、、、」
ひとこ心地ついたれんちちゃんがよくモニタを見てみれば、、、
何やら博士は頭におかしなオモチャを挟んで、、女の人と思しき手が浴衣の裾を引っ張っています、、
「ふ〜ん、、、そ〜なんだ。そ〜ゆ〜コトしてるんだ〜。ふ〜ん。。。。」
『いやこれは、、その、、宴会芸で、、、の、、、』
『博士ぇ〜は〜や〜くぅ〜ん☆』
何やら悩まし気な女の人の声も聞こえます。
「‥‥‥たのしそうね‥‥」
『いや、、だからそのぉ‥‥』
「楽しみにしてるは。帰ってくるの、、、(^_^メ)」
『いやそ‥‥』
『ブツンッ☆』
会話を待たずにれんちちゃん、モニターの電源を切ってしまいました。

「、、、、っさてと、、、」
れんちちゃんは仕返しをすべく、研究室の中を物色しだしました。
ほどほどにしておいてやってネ、、、れんちちゃん(^^;)

「ないない。。。」
博士、、、帰ってきてから腰を抜かさないといいのですが('';)

おしまい(@@;)



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