布の運動靴を履いている事も忘れて走りまわった彼女の足は、痛い程冷たくなっていた。

僕は煉美をおぶって帰った。
寒さに震えるように、煉美は小さな体を僕の背中にあずけている。足先には靴下替わりに僕の手袋。

降り続ける雪で歩きにくかったが、何とか転ばずに部屋にたどりついた。

「ふう…やっと到着」
「…‥‥‥」
煉美は背中から降りようとしない。

「ついたぞ〜」
「んっ‥…もうすこしぃ……」

彼女は甘えたような声で答えた。
先程からずっとそうだが…煉美は僕の背中に腰を擦り付けるように動かしている。
てっきりそれは寒いからだと思っていたが…‥

「んっ…‥んっ…‥」
切なげに、彼女の息があえいでいる。
野外でおしっこをした興奮で、火がついてしまったらしい。
「……気持ちいいのか?オレの背中?」
彼女はこっくりとうなずいた。

「またおつゆが出てきているんだろ〜れんみ〜」
「んっ‥‥んんっ…‥そんな…ことないよぉ…‥」
腰の動きに拍車をかけながら、僕の耳もとで煉美がつぶやいた。

「じゃちょっと見せてくれる?」
「え〜?だめぇ…‥おんぶが…‥気持ちいいのぉ☆」
「でも…足がこんなに冷たくなってるままじゃ…しもやけになっちゃうよ」

僕は煉美を背中から下ろすと、タイツを脱がせた。
彼女の素足を、手でさするようにして暖める。
「…‥あったか〜い‥‥おにいちゃんの…手…」
「ほら、反対側の足も出して…」
向き合った恰好で、煉美の両足を腋にかかえるようにして暖める。

冷えきった彼女のちいさな足が妙に愛おしく思えた。

伝わる手の感触から、彼女の足がだいぶ暖まってきたのが判る。
「ほかは大丈夫?コタツ入るか?」
煉美はぷるぷると首をふって、両足を僕に預けたまま、にじり寄るように近付いてきた。

めくれあがったスカートの間に見える、ちいさな布きれに、どうしても視線がいってしまう。
彼女は無言で僕の視線に耐えながら、恥ずかしそうに頬を染めている。



僕の手はひざ小僧をさすり、その先に伸びてゆく。
次第にそれは愛撫するような動きに変わっていった。

煉美は声を上げそうになるのを耐えながら、足を開いている。
お互い無言のまま、興奮した熱い息が部屋を満たしてゆく。

「…‥ぁぅ‥‥…ぁう‥…ん★」
腿のあたりを揉みはじめると、耐えきれなくなった煉美は甘い声をあげはじめる。

「はあっ………もう…っ…我慢できないよぉ…‥」
急に、僕に飛びつくような勢いで抱きついてきた。

「‥はぁ…‥んもぉ‥‥ ぉにぃちゃん…‥ぜん…ぜん煉美に…えっちな事…して……くれなぃんだものぉ☆」
首筋に頬を擦り付けながら、恥ずかしそうにささやく。

「…して……欲しいのか?いつもの時みたいに…‥」
「‥・うんうん‥‥」
こっくりと小さな頭が何度も頷く‥‥‥

こんなに素直におねだりされては‥‥堪らない、、、


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


僕は煉美の体を、こたつの脇に横たえた。
その隣に、添い寝するようにして、片手をスカートの下に潜らせる。
小さく膨らんだ丘に下着の上から触れてみると熱く湿っているのがよく判った。

「んっ‥……ふぅぅぅうん★」
その僅かな動きにも、煉美は熱い吐息を漏らす。

僕は悪戯っ子がするように煉美の下着を、こよりを作るようにねじりあげた。
どんどん生地は煉美の股間に食い込んでゆき、おしりから前に一本のひもを通しただけのようになる。

「あぁん‥‥やだぁ‥‥」
スカートの下の可愛らしいお尻にも、手を延ばそうとする。
「ぅうん‥‥お‥‥ソッチは‥‥ダメだよぉ☆」
「だ〜め。、、、おしりこっちに向けて」
それでも、言われたとうりにうつ伏せになると、スカートに被われた小さなお尻をこっちに向けた。


スカートをめくり上げ、桃のような二つの丘をさらす。
すでに少し汗ばんできているようだ。

舌先を立てて、汗を舐めとるように円を書いて動かす。
「ぅっ‥‥…は……‥ふぅううっ☆」
僕の口がぴちゃぴちゃと音を鳴らすたびに、彼女は畳に擦り付けるように腰を動かした。

「あっ‥…はぁっ…‥な…‥なんだか……すごいHな気分……☆」

うつぶせのまま、セーターの脇から手を忍ばせる。煉美は自ら体を浮かせて、僕の指先を小さな突起へと導いてゆく。

「はぁああっ☆あ‥‥ふぅうんっ‥‥うぅぅっ」
優しく、なぶるよう乳首を刺激するだけで煉美は耐えきれず、すすり泣くようなあえぎ声をあげはじめた。




「ぁ‥‥ぉにぃちゃ‥‥ぁぁ……だめぇ‥‥  れ……れみ……い…‥ぃいよぉぉ☆」
腰の動きは大きくなり、無意識のうちに閉じていた足を大きく広げていゆく。

まる見えとなった股間はじっとりと湿り、湯気がたっているようだ。

『れろっ』
誘われるように、食い込んだ下着の隙間から、菊のつぼみのような花弁を舌先で探る。
「あっ! ひぁ‥‥ん‥‥ ソ‥‥そこぉ☆」
ひくひくと尻を突き出すように煉美が悶える。

『ぴちゃっ‥…ぴちゃっ』
僕はわざと音をたてて、執拗にその部分を攻め続ける。

「はぅっ‥‥やふっ‥‥ダメぇ……煉美…‥いっちゃぅよぉ☆」
自ら腰を振りながら、少女は哀願するように僕に訴えた。




------ つづく------


--- END OF PAGE ---