それからしばらく後‥‥

とある仕事でこの街に出張で来た彼は、早い時間に仕事が終ったので街をブラついていました。
ホテルに戻るには早いし、飲みに出るにはさらに早い時間です。
ふと目に止まった銭湯の入り口をみてひとっ風呂浴びようと思い付きました。

ホテルとはいえビジネス旅館ですから風呂はユニットバスです、狭い事この上ありません。
丁度手足を伸ばしてゆったり浸かれる湯舟に入りたいと思っていたところでした。

田舎とはいえ、以前大きな炭坑があったこの街の銭湯は、造りもがっしりと広く、
歴史を感じさせる実に風情のあるたたずまいをしていました。

貸しタオルと石鹸を手に湯舟に向かいます。
思った通り、高い天井に広々とした洗い場。
すっかりご満悦の様子でおもむろに体を洗い始めました。

「さをあらいいぃ〜かがっスかぁ〜♪」
ふと人陰もまばらな洗い場に、澄んだ高い声が響きます。
何気なくその声がするほうを見ると、、、可愛らしい子供がハッピにふんどし地下足袋姿という風体で、
時折荒い桶を片付けたりしながら歩いていました。
どうやら子供の三助さんのようです。
丁度小学生なら学校が終ったくらいの時間です、
きっとこの銭湯の息子か何かが小遣い稼ぎにやってるのでしょう。
そんな事を考えていると、その子供三助と視線が合いました。
『にこっ☆』と微笑みかけられます。
微笑んだ笑顔はまるで女の子のように可愛らしい男の子でした。
つたつたと近寄って来たかと思うと‥‥
「お兄ちゃん。さをあらいど〜ですか? 1回500えんですけど〜?」
と小首をかしげて聞いて来ます。
「アルバイトかい?えらいな〜。じゃひとつお願いしようか?」
そう答えると、その子はにっこり微笑んで「じゃ、用意するからちょっとまっててくださいね♪」と言い残し
入り口のほうに去ってゆきました。
しかしこのへんでは背中流すのを「さを洗う」ってんだな〜。。。と、、、勘違いしていた自分に気がついたのは
後の事でした。

「じゃぁこっちのイスに座り直してくださ〜い」
その子が持って来たのは普通より倍以上高めな風呂椅子でした。
多分子供の背丈では大人の体を洗うのはつらいので、この高さなんだろうと座り直します。
「じゃ、おねがいしようか」
そう言って背中を丸めようとすると、、、
目の前に顔が触れんばかりの位置に、その子の顔があります。
「わっ」思わずのけぞる私にかまわず、にっこり微笑んでお尻を床につけんばかりに落とし‥‥
ひざを使って『ぐぐ〜っ』と私の両足を広げました。
勿論私のイチモツはその子から丸見えになります。
(こ‥‥これは‥‥『さをあらい』って竿洗い‥‥の事ぢゃ‥‥と驚愕します)
同時に、大きく両足を広げたその子の股間に‥‥男の子であればあるはずの物が付いていない事に気が付きました。
換わりにふんどしの薄い生地超しにつるっとした割れ目が伺えます。

「ち‥‥ちょっと君‥‥」
「お兄ちゃんあんま見かけない顔だけどここの街の人? もしかしてここのおフロ屋さん初めて〜?」
しどろもどろする私におかまいなしに、慣れた手付きで私のイチモツを洗いだしました。
ふぐりや竿、情けない事に半分皮をかむっているその内側の「えら」の部分まで器用に指を這わせます。
「や‥‥ぁ、、ぁの出張で‥‥」
思わずモノが硬くなりそうになるのを堪えながらなんとか答えました。
「ぇ〜!どっから〜?」
「や‥‥ぁの‥‥と‥‥東京‥‥」
「え〜! 東京からなんだ〜! カックぃ〜〜♪」
瞳をキラキラさせて目の前の少女が無邪気に笑います。
こんな年端もいかない女の子にナニを洗われて‥‥いや。
このくらいの子供だからこそ、まだ男のアレをナニとして意識せずに『物』として扱えるからなせる‥‥
などと訳の分からない事を考えているうちに、私のナニはきれいに洗い終ったかのようでした。


◆続く--->


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