美智ちゃんはさっきから、目の前にあるおかしな枝を持った木が、自分の事を呼んでるような気がしていました。

あたりに漂う、、何となくハッカにもにた香りがその木から発されているような気もしていました。
さっきから肌を出しっぱなしにしているのに、蠅はおろか、蚊の一匹すら寄って来ないのは、この木が出している匂いのせいかも知れません。

ゆっくりと身体を起こすと、目の前の木に近付きます。
その木に近付いただけで、頭の中までしびれてしまいそうな、、爽やかで、甘いような香りが鼻孔から入って来ます。

香りの元をさがすように、木の枝に顔を近付けてみました。
美智ちゃんが思ったとおりに、枝の先にある山ぶどうの実のような部分から、、、、その匂いは発せられていました。
小さなつぶつぶが寄り添うように集まり、僅かに湿ったような光沢を放っています。

乾いた身体が水を求めるように、美智ちゃんは実らしき物から出る匂いを大きく吸い込みました。
「んっ、、、すぅ〜っ。。。。 はぁっ、、、はぁっ、、☆」
それだけで『じわっ☆』とした気分が身体の中に沸き上がり、心臓の鼓動が早くなります。

知らず知らずのうちに、口先にある実の間からは、美智ちゃんの吐息に刺激されたように樹液のようなものが溢れ出てきていました。
「は、、ぁっ、、 あむっ♪」
ためらわずにその樹液を口に含んで舐め取ります。

舌に広がった少し渋みのある、甘いような樹液は、今まで美智ちゃんが味わった事のないものでした。
僅かにとろりとした液体は、、、ハチミツのようでもあり、ハッカのようでもあり、、、
しかしその味は、、、、かもしだす匂いとは比べ物にならないくらい、強い刺激を美智ちゃんに与えます。

美智ちゃんはお尻に入っている飴の事も忘れて、大人の指程ある実に一心不乱にしゃぶりつきました。
「んっ、、、はぁっ☆ ぺろっ‥‥くちゃっ♪ くちゅっ‥‥く‥‥ちゅぅっ☆」
淫猥な音をたてながら、可愛らしい口をすぼめて、細かな突起に吸い付くように樹液を舐めとります。
液体を口にする事で、美智ちゃんは、ジンジンと身体が火照ってくるのが判りました。

口にした樹液のせいかもしれません。 お尻もアソコも丸出しでいるせいかもしれませんが、、、
もう美智ちゃんはHな気分を止める事が出来ませんでした。

無意識のうちにワンピースの胸を大きくはだけ、だ液と樹液をからめた指で乳首を探ります。
みるみるうちにちっちゃな突起は堅くなり、ゆっくりと焦らすようにこねまわしました。
「んっ‥‥あぁん はぁ、、はあ☆」

ふと下を見ると、、、丁度美智ちゃんの股間に当たるような形で、小さな枝が生えているのを見つけました。
先端には口にしているのと同じ形の、小振りな実が樹皮を裂くように生え出ていました。
『じわっ』と熱くなった美智ちゃんの股間に応じるように、すでにたらたらと樹液が表面を被っています。

(‥‥そんな、、Hな事しちゃ、、、ダメぇ、、☆)
僅かながらに残っている理性が、美智ちゃんが思い付いた行動に歯止めをかけます。

『あ、、、あんまり、ココ、、 うろうろしないほうがイイよ‥‥』
ふいに、、、この森に連れて来てくれた時の穂香ちゃんの言葉と仕種を思い出しました。
沢でウンチしちゃった時、穂香ちゃんが自分を見つめた時の表情もです。

(そうか、、、穂香ちゃんも時々ここに来て、、、、今の私と同じようにHな事してたんだ‥‥)
そう考えると、初めてここに連れて来てくれた日の穂香ちゃんの恥ずかしそうな言動に納得がいきました。

きっと、、、私だけじゃなくて、、、穂香ちゃんも私と同じなんだ。
でも、私がこんなHな事が好きな女の子だって知らなかったし、
「ヘンな子」だと私に思われて、、、友達じゃなくなるのが恐くて教えてくれなかったのかも知れない。。

あの時、自分を止めようとした穂香ちゃんに何か言えばよかったのに、、、
初めて沢でウンチする所を見られた時に何か言えば、もっともっとお友達になれたのに、、、
緑の空気が生み出す気分とは違った、心の涙のような熱い気持ちが美智ちゃんの中に湧いて来ました。

「すいかちゃん、、、」
そう言葉に出すと美智ちゃんは木の肌に片膝をたてて、腰をためらいがちに股間の枝に近付けてゆきます。
おつゆが溢れている股間の割れ目に、木の実の先端が触れました。

「ひゃぅっ!☆」
思わず身体がふるっと震えてしまいます。

自分でするのとは全く違った感触。
つぶつぶになった木の実が、美智ちゃんの出すおつゆとからまってヌルヌルと割れ目の間をこすりあげます。
まるで柳の枝のようにしなるそれは、微妙に強弱を付けて美智ちゃんの穴からおつゆを溢れさせました。

「あっ‥‥ はあっ☆ あっ‥‥はぁんっ♪」
美智ちゃんがHな事をする時には、最後に少しだけ前のほうにイタズラします。
お尻で充分気持ちよくなっちゃう美智ちゃんには「少しだけ」しかガマン出来ないからなんです。
でも、、、今日は、、、、

「んっ‥‥はぁあっ♪  んっ‥‥は、、、ぁぁあんっ☆」
気持ちよさに戸惑いながらも、、腰を揺するようにして割れ目から生まれる刺激を愉しむ事が出来ました。
忘れていたように、お尻から生えた糸をたぐりよせて、甘い刺激に歯止めをかけます。


「あ、、、ああんっ☆ す、、、すいか、、、ちゃん‥‥‥ き、、、気持ち、、ぃい、、よぉ♪」
今はもういない友達が‥‥こっそりと教えてくれた秘密に感謝するように、美智ちゃんは声をあげ続けます。
木漏れ日を縫って日射しが注ぐ森の中、まるで美智ちゃんの肌が頬色に染まっていくように見えました。



…… 続く ……


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