まり:あ! やっと見つけた
少年:随分時間がかかったね、お姉さん。

まり:え、、?時間、、そうえいば、、
   開かないドアばかりじゃな かったような
少年:と、、いうより何分何秒って感覚がないでしょ?

まり:そ、、そんな事普段考えた事ないし、、
ねえ、それよりボク、
   この建物から出る方法って知らない?

少年:ないよ、そんなもの。

まり:へ???

少年:まだ判らないでいるね、その様子じゃ、、
   まぁ無理もないけど、、

少年:なぁにエルバージェ?、、、ふうん。
   確かにニオイがするね。
まり:どうしたの?

少年:うん、エルが、お姉ちゃんから色々な
   ニオイがしてるって。
まり:へえ、随分大きなワンちゃんだけど、、
   言っていることが判るんだ。

少年:ワンちゃんだってさ、エルバージェ。

少年:エルはボクと脳を共有してるのさ。
   エルの思考や感覚はボクに伝わるし、ボクの知識や考えていることはエルにも伝わる

   ボクは生まれつき体が弱くて身の回りの事は何も出来なかった。そんなある日、ボクはエルに会ったんだ。
   不思議な感覚だったよ。エルの目を通して鏡に写ったようにボクの姿が見えるんだ。

少年:後で判った事なんだけれど、ボクとエルはまったく同じ日同じ時間に生まれたんだ。
   神様のイタズラだね。

まり:ふうん、、そうゆうのテレパシーとか何とかみたいな奴なのかな?
少年:いいよお姉ちゃん。ボクを子供だと思って、無理に話を合わそうとしなくても。
   ボクはこんな姿をしているけれど、君のひいお婆さんよりも ずっと年上なんだ。 あとで証拠を見せてあげるよ。

少年:ねえ、それよりもボクたちと遊ぼう。
まり:うん、いいわよ。え〜っと、何をして遊ぼうか?

少年:この部屋でする遊びは決まってるんだ、「王様と召使い」って言うの。
   ルールは簡単さ。王様のボクが召使いのお姉ちゃんに命令をする、
   命令を守らなかったときは番犬のエルがお姉ちゃんに襲いかかる。
   簡単でしょ?

まり:う、、うん、、簡単だけど、、それじゃお姉ちゃんイヤだなぁ
   何か別の遊びしましょ。そうだ、お姉ちゃんオモチャ持ってきてあげるね。

エル:グゥ、グルルルルル

まり:!!! ど、、どうしたの? おもちゃを取りにいくだけよ?
少年:残念だったね、もう「王様と召使い」ゲームは始まっているんだ。

少年:ボクは部屋を出ることをゆるさないよ。試してみる?
お姉ちゃんがドアにたどり着く間に、エルは10回もお姉ちゃんの喉笛を食い破ることが出来るよ。
まり:……わ、判ったわ、、じゃあ、何をすればいいのかしら?王様

少年:まず、お洋服脱いでみて。
まり:ダ、、ダメよ、そんなの。

少年:そう、、、
エル:(低い唸り声をあげて、ゆっくりと、まりに近ずく)
まり:や、、、やだ、、、
エル:ガゥッ!!!
まり:きゃぁ!!!

少年:言うとおりにしたほうがいいと思うけど、お姉ちゃんの裸が見たいのボクだけじゃないんだよ。
まり:は、、はい、
まり:………



まり:……あ、、あのぅ
少年:なぁに?
まり:い、、犬を、、エルちゃんだっけ?
   むこうにやってくれないかしら?
少年:ダメみたいね。ひさしぶりに見る女の人
   のカラダだから近くにいたいって。

まり:そ、、それに……あんっ☆
   お、、お尻の臭いなんか嗅がないでよぉ
少年:あれ、知らないの?
   犬なんかはお尻のニオイで相手のメスが
   ソノ気かどうか確かめるんだよ。

まり:その気って…
少年:発情してるかどうか。
   人間ならHな気分かどうかだね。

まり:そ、、そんな、、、私、
   犬なんかじゃないんだから、、
少年:でもエルにはよく判るよ。
  彼は人間の女の人しか相手をしないからね

まり:………………………………

少年:ダメだよ、お姉ちゃん。
   エルはボクたち人間よりも相手の行動を
   予測するのが上手いんだ。ちょっとした
   動作も見逃さない。

   考えてるね?
   どうやったらボクとエルから逃げられるか。 でもエルも考えてるよ。
   『逃げようとしたら、まずこの柔らかそうなお尻の肉を食いちぎろう、、、』ってね。

少年:ウフフ、そんなに怖がることはないよ。 ボクの言うことさえきいていれば安心さ。
   エルだってお姉ちゃんのお尻を食べるより、舐めたいって言ってるよ。

まり:か、、噛まない?
少年:約束するって。

まり:な、、舐めるくらいなら…

まり:あ…あっ、、そ…そんな☆
少年:どう?気持ちいいでしょ。

まり:あっ、あっあっ☆ そ、、そんな奥まで、、、
少年:エルの舌と唾は特別製さ。唾液には女の人をイイ気持ちにさせる成分が混じっているんだよ。
   ねえ、お姉ちゃん。お姉ちゃんのおしり、エルに舐めてもらうかわりに、ボクのコレも舐めてよ。


まり:は…はぁ、、コ… コレって、、ウソぉ…やだぁ☆
少年:ウフフフ、子供じゃない証拠見せるっていったでしょ。
   と言っても証拠にならないけど
   でも、この位大きければ舐めてもらう資格があると思うんだ

まり:そ、、そんな、、☆
少年:おや?イヤなら噛まないって約束破っちゃおうかなぁ、、

エル:フ〜ッ、、(舌の動きを止める)
まり:や、、止めないで……な、、何でもするからぁ☆

少年:おやおや、エル。 君の唾液が効いてきたようだね。


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